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鉄道模型 自動運転への道
鉄道模型ビギナー・電子回路アマチュア・ソフトウェアそこそこの管理人が、鉄道模型の自動運転・自動運行を最終目標にあれこれ試しています。
KATO FL12 その2 アナログ運転について
KATOのDCCフレンドリー車両用の前照灯・尾灯デコーダー「FL12」の話。
前回の KATO FL12 その1-仕組み はFL12を普通に使用する(?)場合の話だったが、今回はあまり普通ではない使い方^^;をする場合について。

説明のために、前回使った図を再利用…
KATO FL12電車形先頭車用デコーダー 模式図 
両側の先頭車にFL12の向きを違えて装着するようになっている。
こうすることで、DCC運転時にコマンドステーション(やスロットル)の前進・後進に応じて前照灯・尾灯が点灯する。

…のだが、FL12搭載車両をアナログで走行させる場合は制約がある。
当然ながらDCC運転時は説明書通り使えば何の問題もない。

FL12をアナログで使用した場合、進行方向に関係なく、常に上の図で言うところの「前進」側がONになるようだ。
(端子の「前進」「後進」というのは便宜上勝手にそういう名前を付けているだけだが)

結果として、アナログ運転時、FL12を図の上の向きで搭載すると必ず前照灯が点灯し、下の向きでは必ず尾灯が点灯する。
つまり、編成の両端の2両にFL12を搭載している場合、アナログ運転時はどちらを先頭車両にしてどちらを最後尾車両にするかが固定されてしまう。

ワンタッチでFL12を着脱できるDCCフレンドリー車両ならばFL12の向きを変えて挿し直せば良いが、DCCフレンドリーでない車両に流用する場合は簡単に配線を変えることができないので、予めどちらを先頭車両、どちらを最後尾車両にするか決めてから組み込まなければならない。

例えば私は次のような編成でFL12を使っているが、アナログ運転時は必ずキハ58[M]を進行方向前方側にしなければならない。

<キハ58[M]キロ28キハ28><キハ58キロ28キハ65>
DN135DFL12

私の知る限り、DZ125やDN135Dなどのデジトラックス製汎用デコーダーではアナログ走行時も進行方向を判断して、前照灯・尾灯どちらかを点灯させてくれる。
上の編成で、DN135Dを搭載したキハ58[M]はアナログ走行時も進行方向に応じて前照灯・尾灯が切り替わる。
FL12にはその機能はないようで、キハ65はアナログ走行時、進行方向に関係なく必ず尾灯だけが点灯する。

アナログ走行機能自体がオマケみたいな要素でもあるので仕方ないと言えば仕方ないが、ちょっと残念。
アナログ走行のために動力車ではない先頭車にDZ125等を搭載するのは本末転倒な気もするし…
KATO FL12 その1 仕組み
FL12はKATOのDCCフレンドリー車両用の「電車形先頭車用デコーダー」で、要するに前照灯・尾灯専用のデコーダー。
DCCフレンドリーな先頭車に挿し込むだけで前照灯・尾灯がDCC対応になるものだが、もちろんDCCフレンドリーではない車両でも自分で加工すれば使用することができる。
定価¥1,575と比較的安価なのでありがたい存在。

DCCフレンドリー車両とFL12は、次のような構造でワンタッチでのデコーダーの搭載を実現している。
KATO FL12電車形先頭車用デコーダー 模式図 
(あくまで模式図なので、実際のFL12の基板に赤や青の印が付いているわけではない。また、端子の「前進」「後進」というのも便宜上そう呼んでいるだけ)

図中、 上と下ではFL12(緑色部分)だけが180度回転している。
それ以外の部分はDCCフレンドリーな先頭車に最初から組み込まれている部分。

FL12はどちら向きにも装着することができる形状になっていて、図の上下のように先頭車両と最後尾車両でFL12の向きを違えて装着することで、先頭車両は前照灯のみ、最後尾車両は尾灯のみが点灯する。
「前進」と書かれた端子の組はコマンドステーションが「前進」のときだけONになるので、
  • 上の車両は「前進」端子に前照灯が接続されているので前照灯が点灯する
  • 下の車両は「前進」端子に尾灯が接続されているので尾灯が点灯する
ということになるわけだ。
コマンドステーションで「後進」にした場合はその逆で、上の車両は尾灯が、下の車両は前照灯が点灯する。

このように、装着するときにFL12の向きは考えなければならないが、特別な知識がなくてもDCCに対応できるよううまく作られている。

…なのだが、アナログでも走らせたい場合はいまいちな点もある。

(つづく)
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